津の国「うま酒」紀行
大宝律令(701年)により全国は畿内と七道に分けられ、現在の兵庫県南東部と大阪北中部にあたる摂津の国には13の郡が置かれました。
その一つに川辺郡があり、現在に当てはめると、伊丹市、尼崎市、宝塚市、猪名川町、三田市にまたがって南北に長い武庫平野といわれる区域で、ちょうど「伊丹酒造組合」組合員の蔵元の所在が包まれるような形となっています。
江戸時代には摂津は「津の国」とも呼ばれ、江戸初期の劇作家井原西鶴が『西鶴織留本朝町人鑑』に「津の国のかくれ里」として、「清酒発祥の地・伊丹」の賑わい振りを描いているように、伊丹郷は永らく日本の酒造業の中心地であり、また極上の清酒の生産地でありました。
その歴史と伝統を受け継ぎ、今も伊丹を中心に3つの名醸蔵元が点在しています。
伊丹に「老松」「白雪」、三田には「千鳥正宗」があり、その地域の風土にとけあった味わい豊かな「清酒」を造りつづけています。
どうかこれからも皆様の地元の「お酒」として末永くご愛飲いただきますように。
伊丹を中心に3つの名醸蔵元
「山は富士 酒は白雪」
小西酒造株式会社

伊丹市東有岡2-13
072-775-0524
9:00~17:00
白雪ブルワリービレッジ長寿蔵

伊丹市中央3-4-15
10:00~19:00
072-773-0524
火曜日、年末年始
「酒の元祖 御免酒 老松」
伊丹老松酒造株式会社

伊丹市中央3-1-8
072-782-2470
9:00~17:00
老松直売所

伊丹市中央3-1-8
9:00~18:00
072-782-2470
祝日
「自然の恵みが生きる 三田の酒」
岡村酒造場

三田市木器340
079-569-0004
8:30~19:00
岡村酒造場直売所

三田市木器340
8:30~19:00
079-569-0004
祝日