「伝統的酒造り」が令和6年12月5日、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
ユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に向けて令和5年3月に再提案(当初提案は令和4年3月)されていた「伝統的酒造り」が令和6年12月5日に正式に登録されました。
「清酒発祥の地 伊丹」の清酒ももちろん含まれています。
こうじ菌を用いた「伝統的酒造り」の技術は、杜氏・蔵人等が経験の蓄積により探り出し、手作業のわざとして今から500年以上も前に確立されました。日本各地でその土地の気候風土に応じて継承されてきたこのわざは、現在も儀式や祭礼行事など、日本の社会習慣や文化行事の中で大切な役割を果たしています。
これまでも「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会(会長:小西新右衛門(小西酒造株式会社代表取締役))」をはじめとする各団体において、後継者育成のための講習や、普及啓発活動等が行われてきましたが、ユネスコ無形文化遺産への登録を契機に、ますます世界各地の酒造り文化との交流や対話が促進されることが期待されます。
ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」について(国税庁ウェブサイト)
「清酒発祥の地 伊丹」で、ぜひ日本が誇る文化である「伝統的酒造り」のわざを感じてみてください。